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古代の歴史を今頃になって勉強し始めた。 そのきっかけは今回の日本全国文化の探索のたびである。 3月28日 古代出雲歴史博物館に行くと、出雲神話、弥生時代、 古墳時代の順序で展示が行われてが、弥生後期には、出雲は国造が治めたと説明されているが、どうゆう経過でそのような体制ができたのか分からなかった。 出雲の王と大和の王はどのような経過と関係にあったのだろうかと考えた。近くの4世紀ごろの弥生遺跡に行くと、平地ではなく、丘の上に環濠集落があった。平地の稲作からすれば大変不便なところである。 弥生後期に戦いがあり、丘に移ってきたようであると想像した。 どうして大和王権の成立経過の説明がなかったのか、学芸員に聞くがはっきりした回答は無かった。それで「日本民族の生い立ち」をテーマに加えて、予備知識なくて考古博物館と古代遺跡を全国見学して回ることにした。資料となる本は読まないで、先ずは見学して考えることにした。 5ヵ月後再び古代出雲歴史博物館にいって、学芸員の方と話をして、古代史の推薦の本を紹介してくれた。小学館の「日本の歴史」である。 45年前の高校の日本史の古代の表現が大きく変わっていることに気づいた。 世界史が民族闘争の時代にもかかわらず、日本の縄文時代は華やかで豊かな時代であったことがうかがえた。 今回各地で縄文土器のすばらしさを堪能できた。 日本は、道路建設で表土を掘り起こし、いたるところで遺跡が出て来るので膨大な遺品が出土する。 この埋蔵物は国の所有権となるらしい。考古博物館で展示しているのはごくごく一部で、数万点の出土品が倉庫に眠っている。 出土品の形態は西と東で大きく違っているので、国民に知ってもらうためには、展示品の交換展示が望まれる。 下記は単に、一部を見学しただけで、何の論理的裏づけも無く、想像の粋を出ない書き物である。本文をあまり信用せず、小学館の「日本の歴史」を読まれることをお勧めします。 1新石器時代。 10万年前アフリカにホモサピエンスが誕生した。氷河期である4万年前このころ、ホモサピエンスは、日本列島と大陸とが陸続きであった北から日本列島に上陸してきた。東南アジアから中国、モンゴルを経由してきたので、日本の祖先は一部東南アジア民族である。 2 縄文時代 1.5万年前に温暖化が始まり、海面上昇で日本列島は大陸から 切りはなされた。それゆえ殆どの新石器時代の遺跡は海の底である。 縄文時代は山に逃れた新石器時代の人々の延長線上にある。 穏やかな「まほろば」的な気分で、家族か一族単位の集団であり、狩猟 と採取生活においては、木の実と獣が多い落葉樹の生態系の東北の方 が人口は多い。 ヨーロッパのように民族闘争の明け暮れの時代に、海で囲まれた 日本列島のおかげで、族同士の諍いは無く、交流が盛んで定住生活を営んでいた。現代において、いまだにアフリカでは部族闘争、ヨーロッパで民族紛争が起こっていることから、日本は恵まれた環境にあることに感謝した次第である。世界の歴史は、同一文化集団の国として大地の上に線を引く難しさ、言葉の違いが闘争を継続させた。 縄文時代の集落は住居が円形に並んでいることから指導者がいたと しても、支配と非支配者の階層はないようである。 この文化は、土器と装飾品に異常ともいえる手を加えているのが 興味を引く。後世、女性の腕輪、首飾り、耳飾の装飾がどうして なくなったのか分からない。 縄文文化は1万年という永い年月をかけて穏やかに成熟していく。 これが日本は「まほろばの国」といわれる先駆けであろう。 縄文時代は世界に誇れる土器の文化である。 私は縄文土器を工芸品として見て、それを楽しみながら作った人の感性に驚嘆した。 10・11 鹿児島県霧島町 上野原考古博物館 約11000年前 草創期 縄文土器 縄文の文様は無く、薄手で弥生土器をただよわせる。 西日本は1万年の経過の中で、急激に弥生に移行したのではなく、数百年単位で順次弥生(農耕)に移行したようである。関東以北は基本には縄文文化で、西から少しずつ弥生文化が混入してきた。 縄文 四角である土器を始めて見た。 弥生 8・23 新潟県十日町博物館 国宝の縄文中期 火炎土器。 7000年前、火炎土器は東北部で膨大に制作されている。 よほど陶器の作ることに凝るような余裕の在る生活のようである。 8・28長野県尖石考古博物館 国宝の土偶 縄文時代 5000年前 生活と心に余裕がないと、これは作れない。 尖石考古博物館 国宝の土偶 土器の厚さが薄い。造形が豊である。良質な粘土のせいであろう。 8・2 北海道 国宝の土偶 縄文前期 8000年前 縄文中期 4000年前 3日 伊那市の考古資料館を訪ねる。 案内板も何もないところで、誰も来ていない。 しかし中の縄文土器はすばらしい。 飯田市の考古博物館に行く。 東北地方において、弥生土器の後期のものしか出ないので、東はかなり遅れて弥生文化圏になったことがうかがえる。 30日 千曲市 長野県歴史博物館 長和町 考古体験館 長野県率歴史博物館 縄文の再現住居の骨組み 人口分布 東北地方が人口が多い。 3 弥生時代 以前から朝鮮経由で逐次渡来人が日本列島にきたが、 2300年前の中国は戦国時代で、中国南方民族が日本へ数多く 逃れてきたようである。数多くの渡来人との混血が進み、 農耕文化が西から東へ伝播していく。 渡来人は縄文人を駆逐し混血して、急激な文化の変革が起こる。 現代の日本人の遺伝子は、7割が渡来人、3割が縄文人といわれている。 弥生になると人口は西の方が多く、5世紀まで西は弥生(農耕)、東は縄文(狩猟)の2文化が成立していた。 農耕と稲作は組織的作業のため、職業の分化と支配階層が生まれ氏族、部族集団に移行していく。弥生後期になると朝鮮から帰化人が鉄の製造法を持ち込み、氏族として力を持ってくる。鉄は武器と農機具として貴重品である。土器は装飾性を失い、神技の儀式的な青銅器に装飾性がみられる。弥生時代は農耕と日本列島統一経過の時代である。 この時代に家族から氏族、国(地域社会)へと日本列島全体のまとまりが経過していく時代である。集落は住居配置が円形から中央の神技の建屋を中心として職能別になり、持てるものと持たざるものとに分化して支配者と非支配者の階層に区分される。 後期になると国(地域社会)の王が出現して古墳時代へと移行する。 31日 歴史博物館の隣の将軍古墳博物館 弥生中期 弥生後期 3日 佐賀県 吉野ヶ里遺跡 広大な遺跡である。今も発掘がなされている。 支配者の墳墓 集落の再現 4古墳時代と飛鳥時代 弥生後期部族の王が墳墓を争って作り、氏族、王の権力を誇示する闘争の時代である。 九州、出雲、近畿に王が乱立し、大和王権に集約される。 九州の王が東征していったのか、各地の王の合議制か、近畿の王が各地の王を征服して大和王権が出来たのかわからない。 大和王権は近畿地方の豪族と其処に先進技術を持った朝鮮帰化人氏族との連合体で大和王権の政治体制を確立していったという説が有力である。このころはまだ絶対的天皇制はなく、あくまでもその地域の有力な王の立場である。有力な王は鉄の製造技術を持った帰化人の氏族であった可能性がある。そのころの墳墓は朝鮮の墳墓と類似しているからである。王の権威を補強するために後年、神話が作られた可能性がある。 仁徳陵墓を発掘すれば解明されるかも知れない。 このころは農民は王に稲を収め労働に駆り出されて、生活の余裕が無いため、縄文のようなおおらかな土器は無い。「働けど我が暮らし楽ならざり」はこのころからはじまり、米を作り、雑穀を食べていた。 でも当時の長野県以北はいまだ縄文文化(続縄文文化とよばれている)を色濃く残し生活の豊かさを楽しんでいた。 3.28 出雲大社 4.23 高松塚古墳 4.23 平安京跡地 4・29 仁徳稜 5・2 熊野本宮大社 5.7 伊勢神宮 日本人はアジア混合民族であり、得意な民族ではない。 文化とは時代経過の中で異文化と交わっていく混合文化の過程である。 海に囲まれた美しい日本列島という自然条件を損なうこと無しに、 継続的文化の交流をおこない、「まほろば」の国を作っていくことが日本民族の務めであると思う。 現代において、勤勉実直である国民に対し、祭ごとを行う政治屋が私利私欲で 国や屋久島を動かしていることは嘆かわしいことである。 国と屋久島のあるべき「まほろば」の青写真が見えてこない。 でも今の日本は豊かな国であることは間違いない。 追記 2050年には日本の人口は6000万人と今の半分となることが予想されている。 特に東南アジアの人の助けを借りなければ、社会が維持できないと思われる。 と言うことは、混血が進み縄文民族のDNAが増加して行くことを意味している。 回帰である。多国民族になることだから、文化、宗教の相互理解が必要である。 他民族受け入れには、特異団体とか裏の組織ではなく、 国が受け入れ促進窓口で、事前に十分な日本語と文化の教育体制をとっておくべきだろう。 他民族を差別と貧困に落としてはならない。 |
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いよいよ佳境に入ってきましたね。その機会さえもてない私共が、同じような体験をさせてもらうような思いで読んでいます。今後に期待が膨らみます。ただ写真が多い所為か、はたまたこちらのPCの能力不足が原因か、画面の表示に数十秒を要しています。願わくば、もう少し写真を減らしていただけないものだろうかと思います。 |
58爺+(プラス) 2008/11/19 09:33 |
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