台風被害から学ぶ  23日

台風被害から学ぶ  23日

千葉の台風災害を見て、人工物が自然の力に負けると、人は災害と言う。

停電はインフラ整備の社会問題である。
台風15号の千葉県一帯の停電は電柱と倒木の被害で停電していた。屋久島停電は1回の台風時倒木で30か所ぐらいの断線が起こる。送電を行っている農協は毎年枝落としをして大変であるあるが、枝落ししただけでは、台風が来ると倒木で停電する。社会インフラ設備保安の公的問題である。倒木すると電線を切断する高さ以下の半径高さに樹を伐採すべきである。しかしこの木は地主の所有だから農協は簡単に伐採できない。この問題は町と農協、区長が調整して条例を作るべきである。他の多くの市町村には条例がある。
電柱と送電線の保全が早急にのぞまれる。

千葉県の家屋の屋根が吹き飛び、ビニールシートが被ったところとないところがある。
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瓦の張り方は防水シートの上に乗せているだけで、横張を設けて、瓦を2本の釘で打ち付けただけである。風は瓦を押さえつけるのではなく、流れで浮力が働いて持ち上げるのだと分かった。
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我が家の建設は4社合い見積りした。2*4工法建設大手は離島建設を辞退した。鹿児島市内のMBC開発は2*4部材輸入会社から施工経験があると紹介された。鹿児島市内のMBC開発が始めから設計図を起こして部品詳細を見積り積算し、鹿児島からの部材搬送費、大工さんの派遣費まで見積りしてくれた。設計図を2回やり取りして、一番信頼できたのでMBC開発に発注した。木材はすべて圧力防虫防食材を使用した。発注と中間、引き渡し1/3ずつの支払いである。すべてのやり取りはアメリカと鹿児島の電話、FAX、郵便のやり取りで、2000年4月発注と7月10日引き渡し時2回だけ屋久島の建設地で会っただけで完成した。引き渡し7月10日を遅れると違約金が科せられる契約である。なぜならアメリカから帰国する夫婦の住む場所がなく、家財道具がコンテナー2杯分送ってくるからである。建築中の写真が工務店から渡されていたので、20年前の建設過程が残っていた。
2*4法で建てた我が家はスレート屋根で内側は垂木40*90が46cm間隔で支え、それを下から支えている。
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垂木の上に15mmの積層材が張られ、その上にルーフイングが張られていた。
ルーフイングが防水の役目をしている。
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ルーフイングの上から又接着シーリング材を塗ってカラーボードを重ねて、
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150~200mmピッチで釘を打ち付けていた。この施工は理にかない、風に強いことが分かった。
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瓦とスレート葺の強度の問題ではなく、屋根を乗せる下地処理の問題であるから個人施工主の責任でインフラの問題ではない。我が家の垂木は40*90部材の450㎜ピッチでスレートを支えているが、屋久島新庁舎の屋根下地では垂木のピッチが1800㎜で横角材の母屋(もや)がない。すでに瓦屋根が30mm沈んで曲がっている。素人の私でも垂木が1800mmピッチでは瓦を支えられないと思う。設計事務所に再検討させれば、ミスですと言うことはないことは誰でもわかる。第三者機関での検討を依頼すべきである。