災害は人の所産の結果である。29日

災害は人の所産の結果である。29日

1995年以来自然災害が多いようである。自然だから如何ともしがたい。自然災害を起こすのは地震(火山噴火を含む)と台風であるが、地震に伴う津波と火災による被害が甚大である。被害地域が分かっていてもその場所に人が住んでいる。東北地震で被災した場所のみ復旧対策として防波堤を作り、住宅地を低地から高台に移管した。だが南海トラフ地震の震災をいまだ受けていなくて、災害マップが報道機関で示されているが、関東以南の太平洋沿岸都市住民は何も動かない。津波が押し寄せてきたらどうするのだろうか。この状態で国全体として何も対策が見られない。あまりの大きな被害だからどうにかなるだろうと思っているかもしれない。私は地震津波の被害がないであろうことから1094年屋久島移住地を選択した。家は海面から85mの高さにある。屋久島は表土が浅く岩盤の島である。だが映画館もデパート、コンビニもないところでお金を使うところのない島である。

地震がいつ起こるか分からない。
地震後、高いところ逃げるしかない。

台風は事前に風速と雨量の情報が分かる。
風の被害より雨の洪水の方が被害が大きい。
事前に自己判断で逃げるしかない。
逃げない人と外に出歩く人が身体的被害を受けている。
日本の地形は山(70%)があり、山が雨で削られて山の麓に扇状地が出来て、さらに湿地帯で構成されている。江戸時代には町は扇状地に作られ、治水事業が大名の仕事であった。江戸と明治(3000万人)になって干拓が行われて米の増産が図られた。戦後人口が8000万から急激に増えて今では12500万にもなったため災害地に関係なく民家が低湿地帯に押し寄せてきた。私が小さい頃は災害が起こるところは地元の人が地形と土質をよく知っていて「あそこに家を建てたらだめ、水害に合う、土砂崩れが起こる。」と言っていた。戦後、水を自然分散するのではなく川に集中的に水を集めて流すのであるから川の氾濫は自然の道理である。屋久島は年間4000mmの雨量であるが140以上の川か溝に雨水を分散しているので洪水は起こらず一気に海に流れてしまう。

今回の水害の対策で復旧工事を行っているが浚渫工事の話題が出てこない。いくら堤防を上げても、川底はどんどん嵩上げしているのだから道理に反する。さらにダムの底もどんどん嵩上げされている。人が自然を無視した結果である。川底と海面の高さの問題が起こるので、海水をどこまで入れるかに留意しなければならない。川の浚渫工事が洪水をなくす方法でないかもしれないが、専門家はよりよい方法を広報してほしい。するかしないかは行政の判断である。世界中の山も大地も侵食されて土石流が流れ大地を構成して堆積していることは自然の道理である。日本だけが堤防を高くしても洪水はとめられない。ごみ屋敷もかたずけなければ外にゴミがあふれでてくる道理である。
産業設備も破壊されて、日本の産業がマヒされる。
我が家の地域も谷間で地元の人が家を建てない所(ねこんす)である。谷間で周囲に防風林に囲まれて台風の風を受けない。山を見れば、山は昔々土砂崩れを起こし、岩肌を見せている。その下はこんもりと盛り上がっている.崖は県の土砂流特別警戒地区である。崖から150m、土砂流が起こる川から300m離れている。横の小川は湧き水の川で土石流は起こらないが大雨が降るとこの小川に水が集まり激流となる。家はその川から10m高く、20m離れたところに建てられている。ただ屋久島町の町民に配布された防災マップと県の土砂流特別警戒地区は相違していることを役場も理解しているが防災マップを6年も改版配布しない。誰も自然災害に合うとは思わずに生活している。

これからも日本は災害と言う自然の道理に流されるであろう。災害に合えば、大声で泣くこともなくおろおろしながらも、むかしから人が生きている強い日本である。