恥ずかしい日本の研究予算と待遇   5日

ノーベル物理学賞に日系アメリカ人真鍋淑郎が受賞した。  
日本の報道機関が日系アメリカ人真鍋淑郎・米プリンストン大学上席研究員(90歳)のノーベル物理学賞を報道している。私はこの方の名前すら知らない。授賞理由は「地球温暖化を確実に予測する気候モデルの開発」。日本でこれまで何か受賞しているか調べるが探すことが出来なかった。日本の報道機関は日系アメリカ人真鍋淑郎を知っていたのだろうか。さらに日本で「地球温暖化を確実に予測する気候モデルの開発」を研究できたか,さらに研究のポストがあったとは思われない。アメリカで研究できたのでノーベル物理学賞を受賞できたと思われる。
日本の政府と行政機関の対応は日本人として恥ずかしい。
若き研究者の身分保障が不安定で冷遇されているが、いまだ若き科学者の待遇改善をしない日本である。
科学者の頭脳流出で日本の国力の衰退がはじまる。

日経より
1931年生まれの真鍋氏は1958年(27歳)に東京大学で博士号を取得すると同時に、米気象局(現・海洋大気局)の主任研究員での招きを受けて渡米した。69年(38歳)には地球規模の大気の流れを模擬するモデルに、海洋から出る熱や水蒸気などの影響を加味した「大気・海洋結合モデル」を開発した。さらに、全地球を覆う精密なモデルに発展させ、現実と同じようにCO2が徐々に増えたときの気候への影響を調べ、89年(58歳)に英科学誌ネイチャーに発表した。世界初の本格的な温暖化予測の論文として注目された。32年前のことである。日本人はこの方を知っているのだろうか。